2017年4月12日水曜日

リバイバルソング
 顧みると、私の人生を変える素晴らしい場面にはいつも賛美がありました。賛美には特別な力があり
ます。
 18歳の時、私は、M教会の祈祷(きとう)室で救いを受けました。事の始まりは、牧師さんが、今ここ
に、聖霊さまが満ちているので、祈ると神さまのご自由なみわざが現れますよ、と祈りを勧めてくださったこ
とによります。初めて聞く話にちゅうちょしましたが、何が起こるか知りたいという気持ちが勝って、祈ってい
ただくことにしました。
 祈りの中では「平安」という言葉が繰り返し語られました。すると、からだが右へ右へと押されるのです。
ついに畳の上に身を投げ出してしまいました。恥ずかしくて、今もう身を起こそうとしたところ、不意に賛
美の歌に打たれました。昔、日曜学校で習った「いつくしみ深き」です。「などかはおろさぬ負える重荷を
」の一節が私の霊に触れ、私は主の元に帰りました。
 こうして、賛美のうちに私は救いにあずかりました。ちょうどその頃、アメリカでヒットした『リバイバルソング
』が、海を越えて日本でも歌われるようになっていました。特に「シング・ハレルヤ・トゥ・ザ・ロード」という
歌は、単純でありながらも、きよさに満ち、歌うと鳥肌が立つほど深いご臨在がありました。こうして賛美
の中で、私の霊性は豊かに育まれていきました。
 あれから30年。今では、私たちの教会にも多くのオリジナルゴスペルが与えられ、多くの恵みとともに、
主はさらに近いお方になりました。
 詩篇22篇3節には、「けれども、あなたは聖であられ、イスラエルの賛美を住まいとしておられます」と
書かれています。賛美の中に主はおられます。私たちは賛美を通して主と交わることができます。リバイ
バルの歌を歌いましょう。 (イスラエル北野)

み声新聞2017年4月9日号(第931号)より転載—

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