2015年12月20日日曜日

信仰があなたを直したのです
聖書を読むとイエスさまは、さまざまな方法で病をいやされています。ことばをもっていやされた時があれば、水腫の人は抱いていやしてやりました。
 その中で、マルコの福音書5章の長血を患った女のいやしは、群を抜いて素晴らしいものです。そこに私たちも共有できる信仰を見たからです。
 女は、12年の間長血を患っていました。多くの医者からひどい目に会わされて、持てる物を皆、使い果たしてしまいましたが、何のかいもなく、かえって悪くなる一方でした。
 そんな中、彼女はイエスさまのうわさを聞きました。そして、いやしがなされていると知ると、イエスさまに心を定めてあらん限りに望みました。そして、ついにイエスさまのお着物に触ることでもできれば、私はきっと直る、と信じきるに至りました。
 それで女は群衆の中に紛れ込み、後ろから意を決してイエスさまの着物に触りました。すると、すぐに、血の源が枯れてひどい痛みが直ったことを、体に感じたのです。
 イエスさまもまた、自分の内から力が外に出て行ったことに気付いて、その人を探しました。女は恐れおののき、自分の身に起こったことを知り、イエスさまに真実を打ち明けました。
 イエスさまは、「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです。安心して帰りなさい。病気にかからず、すこやかでいなさい」(マルコの福音書5章34節)と祝福してくださいました。
 長血の女は、決して特別な人ではありません。誰でも、信仰をもってイエスさまにすがるなら、同じ事が起こります。信仰は原則です。イエスさまを信じ、その恵みにより頼みましょう。イエスさまにはおできにならない事は一つもありません。 (イスラエル北野)

み声新聞2015年12月20日号(第863号)より転載—

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