2015年8月8日土曜日

いと高き道
先日、夫が釧路に向かう途中、高速道路の縁石に乗り上げ、前輪右のタイヤがバーストしてしまうという単独事故を起こしました。数カ月前から、ずっと「事故」という示しがあって、乗るたびに祈っていました。対向車線に飛び込むことがなかったのが奇跡であったのですが、サスペンションがひどくゆがみ、保険屋さんを呼びました。
 保険屋さんは、修理は結構な値段になるので、安くて程度の良い中古車を探すのも手ですよと助言してくださいました。それで、ネットで見てみると良さそうな車が1台ありました。しかし、一度見てからでないと契約は危険なので、下見に行ったところ、思ったより傷んでおり、この車ではないと互いに意見が一致しました。
 程度の良い中古車というと、今、私たちが乗っている事故を起こした車が一番です。それで方針を変更して、買い替えではなく車を修理して使うのがみこころではないかと思いました。
 神さまは災いを最善へと変えてくださいます。保険屋さんは良い方で、小さな修理から大きな修理まで細かく見積もりを出してくれました。車好きの夫がせっせと修繕したところ、修理に出してなお残るお金がありました。保険屋さんに確認したところそれはご自由に使ってくださいとのことで、何とそれは祈っていた教会主催の白馬キャンプに行く費用となりました。
 イザヤ書に「天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い」(55章9節)と書かれています。いと高き神のはかりごとは優れて高く、人知を超えて偉大です。たとえ何が起ころうとも、私たちは心を騒がす必要はありません。
 
(イスラエル北野)

み声新聞2015年8月2日号(第843号)より転載—

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