2015年1月3日土曜日

天国は、ほんとうにある
 最近、身内の間にちょっとしたブームが起こっています。それは、「天国は、
ほんとうにある」という映画です。牧師の息子である4歳のコルトン少 年が、
虫垂切除の手術で生死をさまよっている間、天国へ行ったというお話です。
 私の父もまた同様に不思議な体験をしました。脾臓摘出と食道切除、胃を裏返
しにしてつなぐという大手術の最中、コルトン君と同じように、心臓は 動いて
いたので医学的には死んだといえないのですが、確かに手術中、体を離れてイエ
スさまの所に行きました。一度死んだのかもしれません。
 父は、気が付くと白い雲に乗って空中を漂っていました。正面には栄光で輝く
天国があり、そしてイエスさまとお会いしました。イエスさまは父に天 国を案
内してくれたそうです。特に、地上と天国との連絡回線についての説明が興味深
かったらしく、父はよく話してくれました。雲の間に金色に光る 回線がくまな
く走っていて、通常の祈りはこのラインを通って届き、緊急の時はこのラインで
す、と見せてくれ、世の通信システムにはないそれはそれ は見事な物だった、
と父は述懐しました。一通り見終わった後、イエスさまは、何か質問はあります
かと、父に優しく聞かれたそうです。
 無いです、と言いかけたところに、父を呼ぶ声がして、今度は自分を見下ろし
ていて、口から体に入り、気が付けば手術は終了していました。
 私には、9カ月でなくなった息子がいます。彼は、エリヤといいます。天国に
はエリヤという名前の子が集まる部屋がある、とある預言者が語ってく れまし
た。地上では生きられませんでしたが、天国で生きています。天国で会える、そ
れが今の私たちの希望です。
 
(イスラエル北野)

み声新聞2015年1月4日号(第813号)より転載—

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