2014年8月16日土曜日

栄光の現れ
 ヨハネの福音書11章4節には次のようなことばがあります。「この病気は死で
終わるだけのものではなく、神の栄光のためのものです。神の子がそ れによっ
て栄光を受けるためです」
 30年も昔のことになりますが、父がゴルフ場で吐血し、食道静脈瘤破裂で死線
をさまよいました。妹と私は、韓国に断食祈祷に行きました。「父は いやされ
る」という確信を受け日本に帰ってきたのは手術の3日前でした。必ず治ってい
るからイエスさまを信じて、と私たちは哀願しました。父は身 代わりの十字架
を信じ、手術に向かいました。
 手術中、父は、白い鶴のような、雲に乗って、自分の体を見おろしていたそう
です。また天国に行き天国の通信システムを見せられ、「祈りはこの ルートで
届くようになっており、緊急の際にはこちらのルートで届きます、質問はありま
すか」とイエスさまに聞かれ、それはそれは見事な、世では見 たことのない通
信システムだったと述懐しました。酒井さん、という声でわれにかえり、口から
体に入ったといいます。
 その後、集中治療室(ICU)で痛みを訴える父の様子が、私たちには赤子の
産声のように聞こえました。肝硬変だということでしたが、「まだ柔ら かい、
大丈夫だ」とドクターに言われた時、私たちは主に感謝しました。いやされてい
たのです。この手術をしてもほとんど5年以内には亡くなるそう ですが、父は
十数年のよわいを頂き、神さまはおことば通りご栄光を現してくださいました。
 神さまにおできにならないことは一つもありません。今も、神さまは現実に生
きておられます。あなたもイエスさまを信じ、神さまの奇跡を信じま しょう。
(イスラエル北野)

み声新聞2014年8月17日号(第793号)より転載—

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