2014年5月17日土曜日

心に革命を
 「親という商売があるなら、さっさと辞めてしまいたいものですわ」父がよく
お客さんに語っていた言葉です。
 言われた当人である私も親となり、子育ての苦労を知りました。この道を進ん
でくれたらと思い、精いっぱい用意しますが、親の心子知らずで、みす みす
チャンスを逃がすことも数知れず、悔やむことも多いです。子どもはたくさんの
無駄を重ねながら育つと言いますが、ああすればよかったと、悔い ることもま
た多く、心が重くなります。しかし、神さまはそこから私を救ってくださいました。
 ローマ人への手紙8章28節に、「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に
従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益として くださ
る」ということばがあります。
 すべてと書かれていますが、このすべてとは、当然悪いことも含んでいます。
悔やむような悪いことも益としてくださると神さまは約束してくださっ ている
のです。救いある言葉です。
 先ごろ天に召されたマーリン・キャロザース氏は、私たちに歌を教えてくださ
いました。神は私の益のために今働いてくださっています、という歌で す。不
思議なことに、この歌を歌ううちにいつしか心は信仰を取り戻し、すべてのこと
が益となるという約束を信じられるようになるのです。
 サタンは私を悔いにつなごうとしましたが、神さまへの感謝と賛美はそれを断
ち、今や私の問題は私の手を離れ、神さまが担ってくださっています。 そして
神さまはすべてを益にし、そればかりか最高のものを与えてくださいます。それ
ゆえ私たちは今日、心に革命を起こしましょう。たとい何が起こ ろうと神さま
を賛美すると決意するのです。       (イスラエル北野)

み声新聞2014年5月18日号(第780号)より転載—

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