2013年12月2日月曜日


エバに泣く?
エバは人類最初の女性です。私たちの究極のご先祖さんです。天に帰ったら、私
は「おばあちゃん、どうして禁断の実なんか食べたの」と聞きたいで す。とい
うのも人類に死が入ったのは、彼女の背きの罪によるところが大きいからです。
 そもそも罪はどこから来たのでしょうか。それは私たちの最も古い祖先である
アダムとエバがエデンの園に置かれていた頃にさかのぼります。神さま は、園
の中央に、いのちの木、善悪の知識の木を生えさせました。そして「あなたがた
は、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の 知識の木から
は取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死
ぬ」(創世記2章1617節)と語られました。
 ずる賢いヘビは、夫アダムを倒すため、まず妻であるエバを惑わし「本当に神
さまはそう言ったのですか。死にやしませんよ」と偽りを語ります。禁 断の木
の実は、エバの目に慕わしく彼女はついにそれを食べ、アダムにも食べさせまし
た。その結果、罪が生じ、死がきました。この上さらに「いのち の木を食べ、
罪を持ったまま永遠に生きないように」と神さまは彼らを園から追放されました。
 それが始まりです。エバが神の言葉を守り、善悪の知識の木を食べなかった
ら、私たちは今もなおエデンの園で祝福されていたことでしょう。
 しかし神さまに感謝します。神さまはイエスさまを遣わし、その十字架によっ
て私たちを贖い出してくださいました。この十字架の罪の赦しにより、 私たち
は、エデンの園よりもさらに素晴らしい、天の御国で永遠に生きる者となりまし
た。神さまの愛は、かくも大きいのです。 (イスラエル北野)

 
み声新聞2013年12月8日号(第757号)より転載—

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