2013年10月12日土曜日


真の神
世には、神と呼ばれるものは多く存在します。しかし、それらは本当の神ではあ
りません。
 聖書の中にも、アシュラやバアルといった偶像の神と、それらに仕える者たち
がいたことが書かれています。
 第一列王記18章には、主とバアル、どちらが真の神か、ということを巡って、
450名のバアルの「預言者」と生ける真の神、主に仕えるエリヤた だ一人と
の対決の様子が書かれています。
 エリヤの提案で、双方のいけにえをたきぎの上に載せ、天から火を下した神が
真の神だ、ということになりました。まずは、バアルの「預言者」から 始まり
ました。彼らは朝から昼過ぎまでバアルの名を呼びましたが、何の声もなく、彼
らの習わしに従って、剣ややりで血を流すまで自分たちの身を傷 つけました。
しかし、それでもなお何も起こらなかったのです。次にエリヤが立って主に祈る
と、天から火が降ってきてすべてを舐め尽くしてしまいま した。民は「主こそ
神です」と口々に語り主を恐れました。この話で興味深いのは、バアル信者が信
仰するにあたって、自分を刺し、血を流すような自 傷行為が求められていると
いう点です。
 偶像の神に共通することの1つに、大願成就のために犠牲が求められ、そうす
ることで神々の手が動くと信じられていることがあります。お百度やチ ベット
の五体投地などがそれでしょう。
 しかし真の神は、犠牲を求めたりはしません。そんな必要もありません。みな
さんを愛し祝福を与えようと神さまの方で計画をお持ちだからです。イ エスさ
まが真の神です。私たちのために十字架で死んでくださり、三日目によみがえら
れました。このような神がほかにあるでしょうか。キリストを信 じましょう。
(イスラエル北野)

 
み声新聞2013年10月13日号(第749号)より転載—

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