2012年11月22日木曜日

本当にそうですか


 神さまは、ご自分のかたちに似るようにと、人間をお造りになり、アダムとい
う名を与えられました。また、助け手として、アダムの肋骨から女を造 り上げ
ました。エバです。
 彼らは、エデンの園に置かれ、幸福に過ごしていましたが、神さまは一つだ
け、禁忌を言い渡していました。「あなたは園のどの木からでも思いのま ま食
べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べるその時、あなたは必ず死
ぬ」(創世記2章17節)
 しかし、狡猾な蛇であるサタンは、エバに近づき、こう言いました。「あなた
がたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言 われた
のですか」(3章1節)
 エバは、禁断の実を食べたら必ず死ぬと聞いていたのですが、「本当に?」と
いうサタンのうたぐりに聞いてしまい、「死ぬといけないからだ」と答 えまし
た。「死ぬ」と神さまは語りましたが、エバの頭の中では、この神のことばは、
「死ぬといけないからだ」に変わりました。「あなたがたは決し て死にませ
ん」。サタンの駄目押しの一言に、エバは禁断の木の実を取って食べ、夫にも食
べさせてしまいました。こうして人類に死が入ったのです。
 神さまのことば通りになりました。 神さまのことばは真実ですから、必ず実
現します。最初に語られたことばをしっかりと握っているのなら、時が 来た
時、必ずその実現を見ます。それ故、サタンはそのことばを手放さそうと、あら
ゆる惑わしを語ってくるのです。このような時、私たちは、最初に 語られた神
さまのことばに、何度でも戻る必要があります。
 初めに聞いた神さまからの約束のことばを最後まで握り、共にその実現を見て
いきましょう。 (イスラエル北野)



み声新聞2012年11月25日号(第703号)より転載—


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