2012年7月31日火曜日

大 志

 「少年よ。大志を抱け」。これは有名なクラーク博士の言葉ですが、もともとはその下に、「イン・クライスト」という一言が付いていました。「イ エス・キリストにあって大志を抱け」とクラーク博士はおっしゃったのです。
 大志とは何か。それは、キリストが下さる大きな志のことで、ビジョン(幻)とも言い換えることができるでしょう。イエスさまが与えてくださる目 的や目標です。
 ビジョンを大きく持つことが、いかに大切なのかは、高校野球に例えると分かりやすいかもしれません。甲子園に行き、そこで優勝することを目指し て訓練してきたチームと、出場することに焦点を合わせてきたチームとでは、練習の内容も訓練も大きく異なったでしょう。それ故、幻は大きく掲げる のがよいのです。大志があればこそ、その厳しい訓練にも耐え、結果、働きの実を豊かに結ばせるからです。
 私たち一人一人にも、神さまが用意してくださっている使命があります。イエス・キリストによってそれを知るなら、その幻は皆さんを育て上げるこ とができます。困難、苦難に耐えるのです。大志は、あなたを育み、忍耐を働かせ、やがてそれは成就します。
 人というのは怠惰な者で、大志がなければ、努力することも自制することも強いられなければできません。箴言の29章には、「幻がなければ、民は ほしいままにふるまう」(18節)と書かれていますが、本当にその通りなのです。
 しかし、大志を持っている人はその成就まで耐え抜きます。
 まもなくリバイバルは起こります。いえ、すでに起こってきています。キリストにあって高い幻を持って歩んでください。主はあなたの人生を輝かせ てくださいます。
(イスラエル北野)

み声新聞2012年7月29日号(第686号)より転載—



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