サタンは空想上のものではありません。聖書でははっきりとその存在を語っています。
そして、サタンには多くの呼び名があって、日夜、その名の実質を示すところを行っています。その実質の一つに「告発者」という性質があることを 覚えていただきたいと思います。ヨハネの黙示録12章10節には次のように書かれています。
「今や、私たちの神の救いと力と国と、また、神のキリストの権威が現れた。
私たちの兄弟たちの告発者、日夜彼らを私たちの神の御前で訴えている 者が投げ落とされたからである」
ここに書かれているように、サタンは告発者なのです。サタンは、日夜私たちの罪を神の前に激しく糾弾しています。サタンは律法の測りを持ち出 し、あれができていないから駄目だ、これがあるから駄目だと、私たちの罪や不足を神さまに訴えています。
しかし、一体、完全な人間、サタンが訴える口実を見つけられないような人間など存在するでしょうか。あり得ません。それでもあえて言うなら一人 だけ。
受肉されたイエスさま、イエスさまだけは何の罪もありませんでした。そのイエスさまが、何をなしてくださったかというと、それは、罪の赦しです。
イエスさまは何の罪もないお方ですから、ご自分を罪のためのいけにえとしてささげることができました。私たちの罪の身代わりとなって十字架で死 に、復活を果たされました。こういうわけで、サタンがいくら告発しようと、この十字架を信じるなら、全ての罪は赦されているのです。
イエスさまを信じるなら、神さまは私たちを、十字架を通して見てくださいます。もはや、あなたを責めるものは何もありません。
(イスラエル北野)
—み声新聞2012年6月10日号(第679号)より転載—
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