2012年4月15日日曜日

これから起こること

 16歳の時に、国交正常化して間もない中国に、修学旅行で行きました。
 人民服を着た大勢の人たち、おびただしい数の自転車、初めて知る海外が、共産国であったものですから、その体制や文化の違いを前に、異文化とい うものを強烈に意識しました。
 数年後、再び中国に行きました。今度は車が主流になっていて、大きな建物の建設ラッシュでした。人民服を着ていた人もジーンズにはき替え、ハン バーガーを食べ、一見すると、欧米と紛うような姿がそこにはありました。
 世界はどこに行こうとしているか。結論から言えば、世界は単一の国家を目指し、あらゆる面でグローバル化が進んでいきます。以前なら、海や山が 仕切りとなって、民族性もまた守られていましたが、今はインフラの発達により、文化は単一のものへと移行してきているように思えます。そして、そ れは反キリストという世界的リーダーを迎える素地ともなっているのです。
 反キリストに関し、新約聖書テサロニケ人への手紙第二2章に「彼は、すべて神と呼ばれるもの、また礼拝されるものに反抗し、その上に自分を高く 上げ、神の宮の中に座を設け、自分こそ神であると宣言します」と書かれています。今は、引き止めるものがあって止められていますが、やがて世界を 掌握する強力なリーダーとして、必ず彼は出てきます。そして、全人類を巻き込んだ大きな戦争が起こります。
 しかし、案ずるには及びません。その時には神さまは、御口の息をもって彼を殺し、来臨の輝きをもって滅ぼしてしまわれるからです。今まさに時代 は変わろうとしています。しかし、変わらないのは神さまの救いの約束です。イエスさまを信じ、目を覚ましていきましょう。
(イスラエル北野)

み声新聞2012年4月22日号(第672号)より転載—



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